旅への背中を押すイベントを開催

旅への背中を押すイベントを開催

物語を作るためには、沢山のエピソードが必要。逆に言うと、感動したり腹が立ったり苦しかったりする経験が少ないと、なかなか物語を作ることは出来ません。そんな原体験を探しに、旅に出る方たちに向けてイベントを開催しました。

ピースボート

国際的なNGOであり国連にも関わりがある、「世界一周船の旅」で有名な団体とコラボを致しました。3ヶ月程掛けてゆっくりと世界を周りながら、船の中でも新しい出会いが沢山あるプログラムを行っています。

更には「地球大学」という別プログラムを船内で用意され、そこでは世界の様々な社会問題に対して知識を入れたり、現地のNPOやNGOの活動に参加することが出来ます。

まさに物語を作るためのエピソードが沢山待っていそうなプログラムをやっており、物語理論との親和性も高いのでコラボすることが出来ました。

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物語理論の応用可能性

これまで物語理論は留学計画に関するプログラムを開催することが多かったのですが、元々物語理論は留学のための方法論ではありません。物語理論は「他人も自分も納得するような物語を生きる」ことを目的に、自分の次のキャリアの一歩を考えるためのものです。

ですから、留学も就活も旅もインターンも休学も起業も全て物語理論の中で考える事が出来るのです。結局は「過去を振り返ることでなりたい自分を見つけ、未来の自分を設定してから逆算して今/これからやることを納得して決める」ことが中心的な内容だからです。

旅と物語理論

それでは旅と物語理論はどういう関係を持っているのでしょうか。それは「旅は自分探しではなく、むしろ自分作りのためにあるのだ」という風に考えることで見えてきます。

これからの自分がどこに進んでいけばいいのかを、多くのものを見聞きすることで見つめ直したい。そんな気持ちで旅に出る方は多いと思います。

これはつまりエピソードを増やして、ストーリーラインを描き、その先にある未来が浮き彫りになるようにしたいということです。

旅は自分を見つけるためのものではありません。そうではなく、エピソードを増やすことで「自分を作っていく」作業にほかならないのです。

当日の動き

ということで、当日はいつものワークショップを途中で中断します。普段は「過去→未来→いま」という順番で進めるのですが、みな未来で止まることがわかっていたからです。

未来で止まるのは、まだ具体的な未来が描けていないから。具体的な未来を描けるようになるために旅に行くのだから当然です。

そこから、「旅の前はフラフラしてたけれど、旅を終えて自分のやりたいことがクリアになった」という方を2人パネラーとしてお呼びして、パネルディスカッションを通して旅が人生にどんな影響を与えるのかを話してもらいました。

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最後に旅に関する印象がどんな風に変わったのかを参加者同士でシェアして、懇親会では自由にお話することが出来ました。

物語理論の効果

さて、今回の参加者の皆さんは半数以上が「旅に出ることを決めている人達」でした。自分の次の一歩が見えているのだから、物語理論は必要ないように見えるかもしれませんが実際は大きな意味がありました。

それは「自分の選択に、みな不安を抱いているから」です。旅というと、留学と違って遊びのイメージを持たれたり、100万円掛けて船に乗るなら他の選択肢だって色々ある。その中で、「本当に旅で良いのか?」と不安になってくるのは当然です。

このワークショップでは「その旅がどんな結果になっても、悔しいことや辛いことが多くても絶対にエピソードになる。そのエピソードを元に、次の道を決めていくことはきっと出来る」というメッセージを届けました。

不安が減って自分の道を改めて納得して考える事が出来る、良いワークショップになりました。

今後の物語理論の可能性

今回のワークショップを経て、改めて物語理論が様々な組織とコラボすることが出来ることを確信しました。留学、就職、休学、インターンなど多くのキャリアの選択に悩む人達の背中を押すことが出来るからです。

早速、次はフィリピン留学中の若者に対して「なぜここにいるのか、それがこれからの未来にどんな意味を持つのか」についてワークショップを開催することが決まっています。そちらも大変楽しみです。

物語理論の全てがまとまった書籍が2017年4月29日に発売となりました。関心のある方は是非ご一読ください。